障がい福祉事業セカンドオピニオンとは? …
令和6年度報酬改定の方向性(就労継続支援A型)
令和6年度報酬改定の方向性(就労継続支援A型)
障がい福祉事業は3年に一度の報酬改定があり、次回は令和6年度の報酬改定になります。
令和5年10月11日、厚生労働省による障害福祉サービス等報酬改定検討チームによる会議がありました。今回はこの会議による令和6年度報酬改定の方向性についてお話ししたいと思います。
あくまで方向性のお話ですのでご理解をお願いします。
本題に入る前に、就労継続支援A型は毎年微増しているという統計も示されました(令和4年の総事業所数は4325件)。
スコア方式による評価項目の見直しについて
〇労働時間の評価について、利用者の一日の平均労働時間が長いほど利用者の賃金増加につながる傾向があるので平均労働時間の長さをより一層評価を検討か?
〇生産活動の評価について、生産活動収支が賃金総額上回った場合下回った場合の評価の一層のメリハリを行うことを検討か?
〇各評価項目の得点配分について、事業者取得条項を踏まえつつ生産活動のスコア項目の点数配分を高くするなど全体のバランスの見直しを行うことを検討か?
〇利用者が一般就労できるよう知識及び能力の向上に向けた支援の取り組みを行った場合について新たな評価項目を設けることを検討か?
➡弊所の意見 スコア合計点の区分が105点以上のスコアを取得している事業所は全体の8割以上あることから105点未満に転落する事業所が増えるのではないだろうか。
経営改善の取り組みの促進について
〇経営改善計画書未提出の事業所、数年連続で経営改善計画書を提出しており指定基準を満たすことができない事業所への対応として自治体による指導と共に新たなスコー方式においての対応を検討してはどうかどういうこと
➡弊所の意見 専用の新たなスコアを使用することになるのか?
まとめ
就労継続支援A型については「平均労働時間」と「生産活動収支が賃金を上回っていない場合」については現行より収益が落ちる可能性があるのではないだろうか。
令和5年10月11日、厚生労働省による障害福祉サービス等報酬改定検討チームによる会議資料
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