就労継続支援A型がB型へ移行(変更)することの影響

就労継続支援A型がB型へ移行(変更)することの影響

コラム

 

就労継続支援A型に対する行政の締付けが厳しくなっている昨今ですが、行政がA型(主に内職などがメイン事業事業所)からB型への移行を薦めたり助言するケースが散見されます。

現に、行政から指導される前に、A型を廃止して、新たにB型に鞍替えする事業主さんもおられます。

A型からB型へ移行すると、工賃がA型並みのB型が誕生するので、そこは集客力がある事業所となります。

ですが、そういうB型が増加すると、従来のB型は太刀打ちできなくなる可能性が出てきます。(利用者の移動などが起こるため。)

 

現に、授産施設から続くB型事業所は、この行政のA型⇒B型移行について、警戒しているのが現状です。

 

今後、A型⇒B型へ変更する事案が多くなれば、これまで棲み分けを行っていた施設間で、上記のような問題が発生するのではないかと考えています。

ただ、逆の面から考えると、利用者の流動化は好ましいという意見もあることも事実です。

 

この状況が続くと、2年くらいで大きな変化があるかもしれませんね。

 

 

 

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